風車の修理~溶接が出来ると修理の幅が広がる~
破損してしまう事件があり、
DIYで強化も兼ねた修理を施しました。

これが破損した状態です。
薄い鉄板の羽を
軸受に直接溶接され、
固定されていた部分が
取れてしまいました。
静止したオブジェなら、
この固定方法でも良いのですが
常に振動が加わる機械となると
強度が不足して
金属疲労で折れたようです。

同じように直接溶接して
修理しても良いのですが
せっかくなら強度アップと
次回修理しやすい形状に変更します。
羽の取付台座となる鉄プレートを切り出し
軸に溶接固定します。

接触面はありますが
接着剤やボルト固定は出来ない形状です。
SUZUKIDの溶接機が増えてから
修理する手法が増え助かっています。
前回G-LOGに施工した
200vコンセントもありますが
ガレージの100vだけで十分でした。
溶接棒はφ2.0を使用し
イモっぽいですが
ガッチリとついています。

台座がついた軸と羽を
合体していきます。

これも溶接と考えましたが
羽は極薄の鉄板で台座は肉厚鉄板
下手くそ溶接ではとても心配です。
なので取り外しメンテもしやすく、
荷重が分散するドリルビス固定としました。

見た目はイマイチですが
塗装して、遠目から見ると
分からなくなりました。
DIYで修理出来て良かった~
いつも壊れる風車。
強度はイマイチですが
見た目インパクト重視で
大変すばらしい出来栄えです。
これからも活躍してもらいます。

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